みすどです。
4/12発売の「ラスティッド・モス」をクリアしました。
初クリアは11時間、その後100%クリアが計14時間半。GG。
あんまり深刻なネタバレしないように紹介します。
総評
話は早い方がいいよね。
- 2000円弱のゲームとしては十分な満足感
- 本筋だけでも難易度なかなか、100%やその先を目指すならとても歯ごたえ満点
- アクション得意じゃないと心折れるかも(救済措置はある)
- 世界観・BGMともに質が良い、それでいて主張しすぎることがない
みたいな感じ。
購入経緯
実はこのゲーム、4/12の発売当日まで一切知りませんでした。デモ版とかあったらしい。
かの"最強最悪考古学アクション"ことLA-MULANAからゆる〜く繋がったフォロワーが即購入して騒いでいるのを見て認知。
(リンク先多少ネタバレ注意)
話に挙げたところ身内が購入→画面見せてもらってたら面白そうなのでこちらも購入、の流れ。
思いの外ハマっちゃって休日ガッツリやりこみました。マウス持ってた手首が痛い。
どんなの?
ジャンルとしては王道メトロヴァニア。マップが四角で区切られてるむかしのメトロイドっぽいやつです。
WASDで移動しながらマウスエイムで射撃する感覚はnoitaに近いですね。このピクセル感だと洞窟物語が懐かしくなっちゃう。
そして本作の象徴ともいえるのがグラップリング(引っ張る)アクション。ワイヤーを壁にひっかけて反動でびよーんってするやつです。メトロイドというよりは海腹川背に近いんでしょうか、海腹川背のほうがほぼほぼエアプなので自信はないです。
海腹と違うのは原則として空中でのグラップリングが1回限定であること。再度着地するか崖捕まりするまでワイヤーの射出ができなくなります。
ワイヤーが引っかかる場所にも制限があったりします。こういった制約を絶妙に効かせて、爽快感を残しつつも破壊的な進行ルートは取りにくい設計になっています。よく作ってるなと感心。
グラップリングを保持したまま射撃するシーンも多かったのでキーマウ推奨というのもわかるなと。コントローラーでプレイした人はどんな感覚なのか気になります。
結構ムズい
ゲーム全体を通してなかなかに難易度の高いゲームだと思ったんですが、特に後半の下層・最下層(仮称)エリアがなかなかにしんどかったです。
- 敵が異様に硬い(探索してパワーアップしていても苦戦する)
- 落下ダメージが高めに設定されている
- そのうえアクション要求値が高い(シビア)
の三重苦。初回クリア終わるまで強武器である上・下スロットの銃が見つけられてなかったのでなおのことしんどかったです。
移動が難しい場面って実は進行ルートじゃなかったりするんですが、初見の段階だとそんなこと知る由もないですし。
このように難易度調整オプションもあるんですが、使わずにクリアできちゃったのでどんなやつかは未知数です。エイムアシストとかはともかく無敵使ってクリアしてもねえという気持ちはある。
やりこみ要素もたいがい高難易度。100%クリアのためのアイテム回収なんかでも一苦労でした。その分達成感はある。
移動アクションが難しいぶんボス戦は控えめでしたね。少なくともエンダーリリーズみたいな死にゲーではないです。さすがに隠しボスや裏ボスとなると一筋縄ではいきませんでしたが。
実績回収となるとまた一段難易度が上がります。製作陣が作ってる間に上手くなりすぎたんじゃねえかなこれ……?
雰囲気いいよね
上に書いた通りBGMも好印象。口ずさみたくなるというものではなく、耳にスっと入ってくるタイプ。耳にすると一瞬で思い出せるなっていうまさしくBGM然としたものでした。どことなく彩度の薄い退廃的な雰囲気にピッタリ。
ストーリーは少しあっさりめながらもいい塩梅でした。アクションに集中させてくれるけど考察の余地はきちんとある匙加減。
立場が違うと考え方も変わるよね~って話、ただ真エンド含めどのEDもビターな感じでいかにもラスティッドだなあと。
世界観の練りこみって話になるとフェノトピアっていう偉大な先輩がどうしても脳内ランキングでしゃしゃり出てくるので評価抑えめになっちゃいますね……罪なゲームだよあいつは。
むすび
メトロヴァニア好きなら買って損することはないんじゃないかな。値段相応の満足感がありました。
ただ1点だけすっごい不満点がありまして、CAPSLOCK誤爆するとフルスクリーンモードが解除されて挙動がおかしくなるんですよね……。デフォルト配置だとTABとかSHIFTをよく押させるもんだからまあまあなストレス。
最終的にウィンドウモード(画面サイズ*3)でやってました。ここだけなんとかしてくれないかな~。
4/18の26時までリリース記念で10%オフだそうです。もう24時間しかないけどぜひ。
以下次回。