↓ネタバレなしの総括(未プレイの方はこの記事だけ読んでください)↓
↓以下の記事は多少なりとネタバレ含む↓
最初
〜1周目おわり
〜2周目途中まで
これ以降のこの記事は完走した感想をとっ散らかったまとまりのない文でしたためていくものです。
感想
さて。言いたいことは山のようにありますが……。
マジでさあ……。
「マジで言ってんのかこのゲーム?」
これに尽きます。ありえない。何もかも。
最初のほうは説明書拾って「こういうタイプのゲームかあ〜!」ってウキウキしてたんですよ。それがね、
- 24ページ(祈り)を手に入れた時「え……え?マジで?うわマジだ!!」
- 43ページ(黄金の十字架:左ページ)を手に入れた時「まさかな……→オイオイオイオイオイ!!!正気か!??」
- 44ページを確認し、聖なる十字架の真価に気付いた時「おしまいだ……勝てるわけがない……あとどれだけあるんだよ……」
- 49ページの仕掛けに気付いた時(結果的にはこの記事の最後が的中してた)「本気!?これやれって本気で言ってるの!??」
……とまあ、段階的に情緒を揺さぶられ続けて大変でした。
ここまでくるともう"驚愕"なんですよ。解けた!うれし〜◝(๑˙ ꒳ ˙๑ )◜なんかじゃなくてただただ末恐ろしい感覚というか、
「いや流石に考えすぎでしょ〜w」って冗談のつもりが正解ブチ抜いて冷や汗かきながら「………マジ?」って言うマンガのワンシーンみたいなやつ。あれが立て続けに襲ってくるんですよ。
快楽物質で頭がどうにかなりそうだった。多分もうなってる。
ひとえに製作スタッフのゲーマーに対する"信用"を感じました。「お前らなら理解ってくれるんだろう?」というひたむきに真摯に用意された回答。その端々に触れた我々プレイヤーはゲームが進むにつれ「お前らスタッフならここまで用意してくれるんだろう?」という"信頼"に繋がっていくわけですね。
オタクが語録という提携文を投げ合って会話するような、お互いを信じているからこその豪速球コミュニケーションがこのゲームにはあったわけです。とても心地よく心躍る体験でした。
黄金の道
恐ろしい推論がにわかに現実味を帯びてきてしまっている マジで言ってんのかこのゲーム pic.twitter.com/LZBn2RHDi8
— みすど (@mrdoing_) 2023年12月1日
患者の生の声です
まあ〜〜〜〜エラい大変でした、特に情報が出揃ってから。
my黄金の道、きったねえw
いわゆる切れ込みの扱いが理解できてなかったり、右上52ページの切れ込みを見逃していたりで扉の前でずっとまごまごしていました。
切れ込みの扱いは妖精探しの頃から手を焼いていたのでもう少しヒントが欲しかったかも……まあ試行錯誤でなんとかなる範囲でよかったです。
紙にゲームの攻略情報をぐりぐり書き込んでいくこの感覚、これこそスタッフのやらせたかったことなんだろうなあと思いながらお絵描きしてました。こりゃあ宝物だ……。
説明書
SFC頃の趣が多分に詰まった説明書(世代じゃないので違ったらごめん)。
- 説明書としての体裁は綺麗に保ちつつ、
- ページの手に入るタイミング(配置場所)が攻略の手掛かりとなるよう入念に設計されており、
- 露骨すぎない溶け込んだデザインとして"黄金の道"を示す
感涙モノです、よくぞここまで仕上げたもんだと。
22ページの印刷のボヤけ方とかもなにか怪しいよなあというところまでは早い段階で行き着いていたんですが、全てを察した時は頭抱えました。
見えるんですよ!黄金の道が!!そこかしこに!!
十字架パズルもそこかしこにひたすら仕込んであったのに全然気が付かなかった……。
十字架の真価にようやく気付いた時、説明書をもう一回見直していたんですよ。11ページ(ゲーム画面)の宝箱なんてなかったよな?まさかな?まさかこれ?ってやってみたらまあ出てくるわ実績箱。パズル/財宝って書き方も今見るとなるほどねという声しか出ない。はぇ〜。
あと印象に残ってるのはやっぱり9ページですね。このゲーム、続けるだけならコンティニューでいいわけじゃないですか。能動的にデータをコピーしたり別データにセーブしたりもできないし。
ならデータロードには何かがあるんだろう?って覗いたら案の定999:59:59ですよ。ビビるわ。
黄金の道の正体がしっくり来ていなかった段階ではあのデータ自体が黄金の道なんだろうと思っていたりしました。アレもほんの一部だったんですねえ。
雪山の扉を開き、山頂に立って表紙・1ページ目を手に入れた時の感動たるや。
笑いが止まらん 涙も出てる pic.twitter.com/1MaMPJqMva
— みすど (@mrdoing_) 2023年12月1日
もう情緒ぐちゃぐちゃですよ。1ページ目に書いてあるメッセージがまたグッとくる、1ページ目ですよ?やっと手に入れた始まりのページにここまで遊んでくれてありがとうが書いてある。噛み締めました。
メッセージを読んで感動に浸るのも束の間、下側にどっかで見たヒトデが居るわけですよ。マジで言ってんのかこのゲーム?結局この謎は文字が読めなくて解けてないんですけど(水には漬けた)、本当に最後までやってくれたなという気持ちでいっぱいでしたね。
実績
執筆時点で未取得は9個、全メダル回収と隠し宝箱が8つ。メダルは説明書を見るに同一周回で15個っぽいのでショップの2つを回収するだけ。
妖精の宝箱もわかってないものが多いし、残りの実績を自力で全部集めるのはキツいな〜という所感です。
なんせ色々こねくり回してるけど文字が読めないんですよね!こういった分野は専門じゃないうえみすどくんには学もない。開発者的にまず日本語ベースではないだろうし、生涯日本から出ないぞと誓うくらいにはぼく英語できないです。お手上げだあ。いや英語ベースかもわからんからなおのこと。
まあトゥルーエンド踏めただけでだいぶ満足しちゃってますね。初見の声を浴びたがる先駆者の気持ちはよ〜〜〜〜〜くわかりました。次の贄を探さないと……。
むすび
ありがとうございました、ただただその感情でいっぱいです。マジで感謝。
いや〜〜〜〜なんも知らんリアルの知り合いがこれやってるところ見てえ〜〜〜〜〜〜……ニチャニチャしてえ〜〜〜〜〜〜〜〜…………。