みすどです。
警告 本記事にはメインストーリーvol.1～4、及び「あまねく奇跡の始発点」編の内容が含まれます。
慎重に判断して入場してください。
……とだけ書くのもアレなのでちょっとした自分話。
ぼくのブルアカくんとの馴れ初めは、友人が対策委員会編やエデン条約編読んでるところを画面共有で見てたのがきっかけです。なんかストーリーだいぶ惹きこまれるな？とブルアカに興味を持ったクチですね。
ちなみに時期的には百屋堂FCイベの終了直前、アリスPU中のまあまあ意味不明なタイミングで始めてます。リセマラ20連。水着シズコを回収しそびれたせいで後々苦しむのですがそれはまた別のお話。
ストーリーはその友人たちとお互い初見で一緒に読んでいたのでネタバレを踏んだというのとは少し違うのですが……。
ぼくみたいにストーリーの内容だったり、オタクが狂喜乱舞している様を見て興味を持つというのもブルアカへの入り口としてあってもいいんじゃないかなって。
ぼくや盛り上がってる身内はどっぷりとブルアカにハマっている(=ゲーム部分も含めて)人ばかりなので、このゲームにハマっていない層が今回のストーリーにどういう反応を示すかというのは非常に気になってますね。キャラへの愛着や解釈は変わってくるでしょうが、それでも楽しめるストーリーなんじゃないかと僕は思いますよ。
なんかえらい盛り上がってるしゲームはともかくストーリーだけでも読んでみようかな〜って人は配信者のアーカイブを追うのも良いかなと思います。あとは僕みたいにゲームやってる知り合い捕まえて一緒に読んでもらうとか。
ちなみに「ゲームやってみようかな」って思ってるなら今すぐ始めたほうがいいです。リアタイで更新されるコンテンツで騒ぐライブ感を一緒に味わいましょう、まだまだ始めどきです。
そろそろ本題ええか？
ブルアカくんありがとう
情緒がなにもかもぐちゃぐちゃにされました。4章後半の感想を中心にまとまりのない駄文が続くことを先に謝罪しておきます。
4章感情シーン集
瓦解する対策委員会
対策委員会の面々と相対したシロコ＊テラーの慟哭、そこから明かされる"向こうの対策委員会がどうなったか"。
勘弁してくれ……。
対策委員会編でホシノが「黒服に変なことされてたら私のヘイローを壊して(意訳)」という発言をしていましたが、そうなってしまった時間軸なのかもしれません。
プレナパテス先生
最終編3章ラストで判明した、プレナパテスが別時間軸の先生であるという事実。シロコ＊テラーとの戦いでも石割ったり対抗戦演出になったりと本格的に先生として描写されていたわけですが……。
ただただ生徒を守りたいという一心、執念だけで「蘇生の目がない」とまで言われていた状態から立ち上がり、シロコの身代わりとなり今のプレナパテスになります。
あの仮面も医者が付けてたプレートっぽいですね、身体の表面はおそらく……。
生徒のために我が身すら厭わない姿勢で否応無しに先生なんだなと思い知らされます。この時点で既にメンタルがキツすぎてキツツキになる。
色彩に支配されながらも自分の生徒を救うために動いたプレ先はこちらの時間軸へ跳び、先生に倒されます。
違う世界だろうと、それでも自分なら「生徒を救う」という同じ選択をするだろうと信じて。
プレ先もプレ先なりに足掻いて、もがいて、それでも自分だけでは生徒を守れなかったわけで。別世界の自分にすら縋るしかないとわかった時の無念たるや察するに余りあります。
そんなプレ先からの最期の言葉。
こんなん……こんなん背負うしかないじゃないですか……あまりにも大きい……。
既知と未知の駆け引きが上手いよね
エピローグから仄めかされていたシロコによる先生殺害、実はミスリードという衝撃の事実。
このシーンに限ったことではないですが、ブルアカくんは「公開情報と非公開情報による揺さぶり」が本当に上手だと思います。
最終編2章まで読み終わった段階で「だいたい4thPVの通りの展開だな」ということは察しがついた先生も多いのではないでしょうか。
で、3章4章も大筋はPV通り動くんですよ。でもPVになかったスチルでの揺さぶり方が本当に強い！3章だとリオがうずくまるシーン(泣いた)やケイが消えるシーン(当然泣いた)などでしょうか。4章に至ってはオンパレードなので割愛。
もちろんPVにあるスチルのシーンでも感情は強く揺さぶられました。予想できる展開でもグッと来るのはひとえにシナリオライターたちの手腕、キャラの引き立て方の良さにあるでしょうね。センキューピカおじ。*1
脱出シーケンス
展開が予想できるといえばコレ。
残り回数の表示が出た時点で嫌な予感がするし、「誰かは帰れないやつだ」って予想が付くじゃないですか。そりゃもうこの手のお決まりのやつですよ。
美食やゲーム部、対策委員会の面々を帰していく中でおそらく先生の分であろう1回が残ることはわかるわけで。
そりゃあ、先生ならこうするじゃないですか……！
先生ならきっと同じ場面で同じ判断をする、プレ先が生徒を託した先生なら絶対に。
脱出シーケンスのくだりやシロコ＊テラー戦の対抗戦演出など、ゲーム仕様をストーリーと絡ませるのが本当に上手くなってるなと感じましたね。ノベルゲーでいいじゃんと言われない、ブルーアーカイブというゲームならではの体験が増えてきて感動してます。
ゲーム仕様を表現として落とし込んでいるので感動したのは2章のここ。
マップ配置だけで「一騎当千」を表現しきっていて感服横転しました。いざ戦闘に入るとストライカーはツルギ単独なんだから二度横転。拠点防衛さながらに数多のザコをちぎっては投げちぎっては投げ。んな演出アリかよ……。
王道展開
シロコ＊テラーを帰し独り(2人かもね)箱舟に残った先生でしたが。
先生が助けたA.R.O.N.A.ちゃんがアロナと結託して奇跡を起こしてくれます。服は燃えたけど
敵だった存在が手を貸してくれる、助けた相手に助けられるというバチゴリ王道展開を綺麗にかましてくれました。
ブルアカくんはこういった王道展開やお約束を惜しみなく踏み込んでくれるのが贅沢で良いですよね。いくら見飽きた展開とか言われようと、王道が王道たる理由ってのがやっぱあるんすわ。つよい。
シリアスな笑い
おかしい。いいシーンのはずなんだけど。
真面目トーンで言うなよ。
クロコもお前しんみりした表情すな。いや本当に馴染み深い思い出の品だってのはわかるんだけどさ……。
よくやるなよ。
こちらで未体験の想い出をサラッと口走るなよ。ブルアカくんこういう伏線を忘れた頃にサラっと拾ってくるんで油断ならないんですよね、アル社長のメモロビとかね。
すっごく感動シーンなのに感情の行き場が迷子になりました。どうすればいいんだよ？ブログでも書くか？？
ちなみに、このシーンで流れているUnwelcome Schoolアレンジの曲名は"Welcome School"らしいです。少し泣く。
ハッピーエンド
アロナ、ありがとう……ごめんね「うちの青いのなんかバカっぽいよな」とか言って……。
最終編3章時点で見かけた考察に「最終編1章から今までのメインストーリーを逆順に辿っている」というのがありました。つまり
- 最終編1章=vol.4 カルバノグの兎編
- 最終編2章=vol.3 エデン条約編
- 最終編3章=vol.2 時計仕掛けの花のパヴァーヌ編
とそれぞれつながりがあるのでは？という説です。実際にそれぞれの章でvol.4~2までの主要キャラに見せ場がありましたね。
となると最終編4章の担当はvol.1 対策委員会編になるわけです。シロコ＊テラーも謎が残されたままだったので順当な流れでしたが、
これ進研ゼミあびどす講座で見たことある！！！！！！！！！！！！！
は～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……………………
このゲームす～～ぐそういうオタクの好きなことやってくるじゃん……𝓛𝓞𝓥𝓔……。
いやほんとオタクの好きなこと全部やるんですよね。プロローグの曲をアレンジして最終編冒頭に持ってきたり、そのプロローグの曲もまた別アレンジで最後に出してきたり。ギターの泣きメロが刺さるんや……清渓川はオタクたちの涙で透き通っています。
ED曲優しさの記憶もめちゃくちゃに沁みましたね。鹿乃さん、ミツキヨさん、夕野ヨシミさん、𝓛𝓞𝓥𝓔……。
4thPVの最後に映るクロコ、そういうシーンだったんだなと納得。4章公開以降*2、4thPVの再生数が再び伸び始めています。というか今までのPV全部も味が復活してて腰抜けてる。3rdPVに最終編の情報結構入っててどういうことやねんと……ありえん……。
最終編1～3章のここすきポイントも無限にあるので無限に語れるんですが、いつまで経っても記事が書きあがらないので断念します。ごめん嘘。ちょっとだけ語るわ。
1章で1秒くらいしか表示されないスチル。贅沢すぎる使い方と最高のタイミングに思わず感情。
お互いの総力戦BGMをマッシュアップした名曲名シーン。ペジラやカイテンFXと今まで戦ったことある先生・未経験の先生で味わいに差が出るシーンだと思います。カイテンジャーに感動させられるの悔しすぎる。
スチル1枚叩きつけてくるのダメだろ……。表現としてあまりに完璧すぎる 情緒
ブルーアーカイブ2.0
プラナちゃんかわいすぎィ！！！！クールで元敵役で黒色なのに真面目キャラなのギャップすごくないですか！？声帯がまだ調節しきれてなくて可愛いね！！お姉ちゃんと仲良くするんだよ……！
タイトル画面のカットシーンが変わり(結局ゲヘナギャルは2年間プレイアブルに実装されなかった)、Re:Aoharuが流れるようになりました。本当にゲーム部分をストーリーと絡めるのが上手い！これで毎日感情になれるぞぉ。
操作可能になるタイミングで表示される血痕のついたシート。ところでまだ救われていない生徒がいますよね？
最終編終わったけどブルアカって終わるの？
「最終編」と銘打たれ、2周年記念生放送の会場を4thPVとともに凍り付かせた「あまねく奇跡の始発点」編は無事完結と相成りましたが。エピローグでもほのめかされた通りキヴォトスにはまだまだ謎や問題が山積みです。
- 手紙をよこした連邦生徒会長の行方や思惑
- クズノハとの接触(およびシロコ＊テラーの救済)
- カヤ・FOX小隊およびカイザーPCMの暗躍
- こちらの時間軸における名も無き神々の司祭はどうなっているか
- 先生大好きサークルことゲマトリア再結成の目はあるのか
パッと思いつくだけでもこんだけあるわけで。加えてメインストーリーにおいてゲヘナ学園メインの話がまだ出ていないことなどを踏まえると展開の余地はたっぷりです。ばんまでんの黒髪の子を早く出しなさいよ。あと山海経のミナも。
まだまだ続きそうですね！ユーザー数がV字回復するというソシャゲ界隈では稀有な復活劇を収めているブルアカくんの今後に注目です。
むすび
長々としたまとまりのない駄文にお付き合いいただきありがとうございました。パトス。
みすどくんはいわゆるハニバ勢に該当する新参者ではありますが、無事に常設コンテンツを完全制覇し盆栽ライフを満喫しています。
フレンド枠30人みんなログイン今日だから切るに切れない。アロナ～～枠増やしてよ～～～買うから～～～～
ヤケクソ補填新規や砂狼シロコアクセスコードトーカー説新規、ミカ新規までが船に乗り大きな盛り上がりを見せるブルーアーカイブ界隈*3。今後もイベントやストーリー更新、ファンアートでﾆﾁｮﾆﾁｮしながらまったりと楽しんでいきたいですね。
ひとまず目の前のゴズですね、帰ってくれ。新規が心折れるだろあんなん。ニュツキ復刻まだ？いや今されても困るから待って？
以下次回。
